大人になってから勉強することは、自己成長やキャリアの向上のために重要です。特に、日進月歩の医療では常についていくことに精一杯です。
さらに、忙しい日々の生活や子育てなど時間に制約されることもあります。
この記事では、大人の学習方法について、効果的な学び方と習慣の築き方について9つのポイントにまとめて短くかいていきます。
私も子育てをしながら、対してホワイトではない地方総合病院で勤務していて勉強がなかなか進まないです・・・一緒に考えていけたらいいなって思うのでお付き合いください!!
1.目標を明確にする
学習の始めに、明確な目標を設定しましょう。
目標を具体的かつ実現可能なものにすることで、学習に集中しやすくなります。たとえば、「新しい看護スキルを習得する」「膵臓の解剖生理について勉強しよう」といった具体的な目標を立てましょう。
その日の看護業務でふと疑問に思ったことを思い返して振り返ることもより臨床の出来事なので頭に入りやすいです。
2.自分の学習スタイルを知る
人はそれぞれ異なる学習スタイルを持っています。
自分が視覚的な学習者なのか、聴覚的な学習者なのか、実践的な学習者なのかを知り、それに合った学習方法を選びましょう。
たとえば、視覚的な学習者ならば、図やグラフを使った学習資料が効果的です。
文字ばかりだと頭に入ってこないので動画やイラスト付きの説明文などを活用することが私のおすすめです。現在は動画検索で色々出てくるので助かっています。
しかし、間違った情報もあったりするので文献を見ながら情報の精査は必要になってきます。
3.学習時間を確保する
忙しいスケジュールの中で学習時間を確保することは重要です。
時間管理のスキルを磨き、学習に充てる時間を作りましょう。
患者さんを何人も受け持ち、検査や手術はたまた入院を取ったりと日々の業務が大忙しの看護師は割にスケジューリングを鍛えないといけないところもありその練習にもなっていると思います。
勉強で言えば例えば、毎日のルーティンに学習時間を組み込む、通勤時間や休憩時間を活用するなどの工夫があります。
私のおすすめは朝30分〜1時間ほど早く起きて本を読んだり動画を見たりしています。
4.自己学習の環境を整える
学習に集中するためには、快適な学習環境を整えることが重要です。
いざ勉強をしようとしても子どもたちが見ているアニメやゲームの音、更には兄弟喧嘩の喧騒のなか勉強しても頭に入らないです・・・
難しいですが静かな場所や集中できるスペースを確保し、学習に集中できる状況を作りましょう。
また、必要な学習資料やツールを用意しておくことも忘れないようにしましょう。
ちなみに私の家だけかはわかりませんが、私が早く起きて勉強しているといつもお寝坊さんの子どもたちも起きて何をするわけではなく私のそばで寝るという光景があります。
5.スモールステップで進める
大きな目標を達成するためには、スモールステップで進めることが効果的です。
スモールステップとは目標を細かく分けて、進捗を確認しながら学習を進めることで、モチベーションを保ちやすくなります。
長期的な目標を達成するために、週や月ごとに目標を設定し、達成度をチェックすることも有効です。
6.多様な学習資源を活用する
インターネットの普及により、多様な学習資源が利用可能となりました。
オンラインコース、ビデオチュートリアル、ポッドキャスト、ブログ記事など、自分の学習スタイルや目標に合った資源を活用しましょう。医療機器メーカーや薬品会社、看護師転職サイトなどに登録すると講義が見れたり文献を読めたりするのでおすすめです。
また、書籍や参考文献も手元に持っておくとふと思い出したかのように見返すことができて情報源として活用できます。
色々な情報があるので間違った情報を覚えないようにインターネットなら色々なサイトをみて同じようなことが書いてあったらほぼ間違えがないように思うので情報収集は怠らないようにしたほうが良いです。
7.アウトプットを重視する
学んだ知識やスキルを定着させるためには、アウトプットが重要です。
学んだことを実践したり、他の人に教えることで、理解を深めることができます。
例えば、学んだ内容をブログ記事やプレゼンテーションにまとめるなど、アウトプットの機会を意識しましょう。
インプットするよりアウトプットするほうが難しいので積極的にアウトプットしたほうがいいです。指導だけではなく先輩や医師、多職種の人と意見交換するだけでも良い学習になります。
8.周囲のサポートを活用する
学習は一人で行うものではありません。周囲のサポートを活用しましょう。
友人や同僚と一緒に学習する、話しやすい医師や多職種の方に意見を求めるなど、外部のサポートを受けることで学習の効果を高めることができます。
看護師って学習範囲が広いので専門的にしている人とコミュニケーションを取ることが重要です。医師はわりと嫌がらず色々話してくれるので勉強になりますよ。積極的なコミュニケーションを取っていきましょう。
9.継続的な学習習慣の確立
学習は継続的な取り組みが求められます。
一時的な取り組みではなく、学習を継続するための習慣を築きましょう。
毎日少しずつ学習する、定期的な振り返りや復習を行うなど、学習を日常の一部として組み込むことが重要です。
難しいですが継続的な習慣にしていく必要があります。
人は2週間継続すると習慣化できるそうなので辛くてもしんどくても心が挫けそうになっても継続することが大切です。
まとめ
大人の学習は忙しい生活や他の責任に制約されることがありますが、効果的な学び方と習慣の築き方を身につけることで、自己成長やキャリアの向上を実現できます。目標の明確化、学習スタイルの理解、学習時間の確保、学習環境の整備、スモールステップの進行、多様な学習資源の活用、アウトプットの重視、周囲のサポートの活用、継続的な学習習慣の確立など、これらの要素を組み合わせて効果的な学習方法を実践していきましょう。
最後に、大人の学習においては自己のモチベーションや興味関心を大切にすることも重要です。自分が本当に学びたいことや興味を持っている分野にフォーカスし、楽しみながら学習を進めることが大切です。
大人の学習は時間や制約があるかもしれませんが、自己成長や新たなスキルの習得は可能です。自分自身の目標を明確にし、効果的な学習方法と習慣を取り入れながら、着実に学びを進めていきましょう。継続と努力があなたの学習の成功に繋がります。
継続は力なりです!!これは色々なことにも言えることだとは思うので看護だけではなくやってみることをおすすめします。一度きりの人生なので楽しく豊かに過ごせるようにしていきたいですよね。