看護師のみなさん退職交渉というものに物怖じしてしまいますよね
この記事では、看護師さんが転職退職を考えたときに上司への伝え方を書いていこうと思います
私も転職を2回経験しています その時のことも踏まえながら解説できたらと思います
現在 将来的に転職を考えている方に読んでいただければ幸いです
どうして転職・退職をしたいと思ったか考えてみる
看護師が退職を考える理由は様々だと思います
病院への不満があったり キャリアアップのため ライフスタイルの変容など理由があると思います
なぜ、転職をしようと思ったかを考えることで上司に上手に伝えやすくなると思います
でも、転職理由が病院への不満しか浮かばないと言う方もいると思います
その時には、次の転職先の病院や希望する転職先とを比べてみましょう
少しでもキャリアアップができそうな理由があったりと魅力があると思います
転職先のことと比べることは転職先への志望動機を明確にできることでもあり一石二鳥です
なぜ、転職をしようと思ったか理由を確認することは大切だと思います
私が転職する際にも病院への不満はもちろんありましたがキャリアアップや現在いる病院ではできないことなどの理由を整理しました
それから、家族にも相談し理由を明確に伝えることで了解を得ました
なので、転職退職理由を整理することは大切なことです
退職をいつにするか決める
転職退職理由の整理ができたから辞めて転職先を探そうっとはなりません
私達は雇われていますので就業規則というものが存在するのです
法律的には退職日の14日前までに退職の意思を伝えないといけないと定められていますが、実際にはもっと前から伝えないと辞めにくい状況におちいります
病院では独自の決まりがあったりしますので就業規則の確認を行い、それよりも前に意思表示ができるように準備していきましょう
また、退職月を考えることも大切です
ボーナスを貰って退職をするのであれば転職先でも次回ボーナスを満額もらえるようになると思います
年度末で退職するなら退職者が多く説明などもまとめて開いてくれたりします
また、病院としても年度末退職は喜ばれますので、師長からも年度末退職を勧められると思います
私も年度末退職を強くすすめられましたが、私自身は新しい環境で、指導体制もしっかりする時期が年度初めなので転職時期をそこに合わせて辞めたことも大きいです
出産や引っ越し(家族の転勤についていかないといけない)では具体的日にちが決まっているのでそれに無理なく合わせましょう
退職交渉をするうえで、とても大切になってきますので退職する日時をあらかじめ決めておくことはとても大切です
いざ退職交渉へ
では、転職退職理由の整理もできたし退職日時も決まったら、いざ退職交渉です
退職は、新しいところへ入職するよりも大変だとよく言われています
看護師不足の病院も多いため引き止めにもあいやすいです
いきなり看護部長に交渉に行くことはありません直属の所属長 師長さんに相談ベースで交渉開始です
就業規則に反していないことを確認して看護師長に退職したい旨を伝えます
このときに、最初に考えていた退職理由を明確にして師長に相談しましょう
退職するにあたりまず師長を味方につけましょう
退職の引き止めにあったら
相談ベースで退職の意思を伝えたとしても、必ずしもすぐにOKが出るわけではありません
伝え方が悪くて辞められなかったとならないように事前の引き止め対策を入念にしておきましょう
退職交渉を成功させる3つのポイントを抑えましょう
- どうしても続けられない理由を準備しておく
- 辞めるという強い意志をもつ
- 退職の先輩に学ぶ
1.どうしても続けられない理由を準備しておく
交渉が難しそうだと事前にわかったときには、少し理由をオーバーに説明するくらい入念に準備しておくことも手です
嘘はいけませんが、場合によっては具体的な病状や今後のキャリアプランなど退職しなければならない理由をしっかり説明しましょう
2.辞めるという強い意志を持つ
退職交渉では強い引き止めにあうことも多いようです
きつい言葉を浴びせられたり、しつこく引き止められたりしてもめげないことが大切です
なにか言われたら もう決めたことですと押し切ることもポイントです
希望の部署異動や給料アップ、夜勤をなくす、優先的休ませるといった甘い言葉にも、はっきりと断る強い意思を持ちましょう
3.退職の先輩に学ぶ
退職のしやすさは職場によって様々
退職の意思を伝える前に同じ職場の人がどのように辞めていったかをリサーチしてみましょう
交渉が難航したときにもアドバイスを仰いだり相談できる環境をつくることも大切です
この他にも、交渉相手である看護師長や部長の人柄・考え方をあらかじめ分析しておくことも有効です
まとめ
退職・転職を考えたときには理由を明確にして伝えられるようにしましょう
退職日の決定をするにあたって就業規則をみましょう
就業規則をみて自分にあった退職日を決定しましょう
退職交渉にあたって相談ベースで師長と面談し味方につけましょう
引き止められると思いますが強い意思をもち続けられない理由を明確にして挑みましょう
交渉前に先輩を味方につけておくことも忘れないようにしましょう
退職するには色々と大変なこともありますがしっかりと事前準備をして退職交渉に応じると円満に退職することができます