いざ転職をしようと思っても、求人の情報のみかた、探し方がわかりにくいってことないですか
ここでは、転職情報の見かたや探し方を書いていきたいと思います
看護師歴10年以上転職歴2回の私が書いていきたいと思います
ぜひ、参考になればとおもうのでみていってください
求人情報のみかた
アルバイトを探すみたいに情報サイトがたくさんあると思います さらに、転職サイトに登録しているとより細かな情報を見ることができます
けど、求人情報をみてここの条件いいなって思っても実際入植すると違うという経験をされた方もおられると思います
条件のいい病院には必ず理由があるので、条件だけではなく、理由もふまえて納得できるか判断しないといけません
そこで求人情報の見かたが大切になってきます しっかり理解して、納得するまで求人情報を読み込んでいきましょう
- 「残業なし」に安心してはいけない
求人情報の見出しに「残業なし」と書かれていることをよく見かけると思います
「残業なし」に油断禁物です
残業がなくても、業務量が多かったりするとサービス残業になっていることもあります
「大変働きがいのある病院です」といった表現がある場合は注意してみてください
給与の確認
入職後に書いていたことと違う・・・ってならないように、基本給と各種手当を確認しましょう
また自分の年齢・経験に近いモデル年収が記載されていれば、そこからざっくりと給料を計算してみるのは大事です
妙に給料が高い求人は、残業時間や業務内容など入念に確認してみてもいいと思います
求人情報にのっている金額は、給料の手取り額ではないので間違えないようにしましょう
だいたい、税金や社会保険料などがひかれる前の金額が載っています
また、賞与額の確認も忘れないようにしましょう
病院を給料で比較するときに月収だけで計算せず、年収で計算しましょう
月収が高くても賞与月数が少ない 月収が低くても賞与月数が多いなどで年収が変わるので注意してください
「勤務時間」から申し送りについて読み解く
勤務時間のチェックポイントとして、交代のタイミングが重なっているかどうか
30分程度重なっているようであれば、勤務時間内に申し送りの時間も加味されていると考えられます
けど、重なっていない場合は勤務終了後に申し送ることもあるかもしれないと考えられるので、病院見学や面接時に確認しましょう
- 教育体制の記述をみましょう
経験年数が浅い人や未経験の科に挑戦する場合には、今までのやり方、考え方が全く違うため、中途入職者に向けての研修やプリセプター制度が
しっかりしているかが重要です
「未経験歓迎」と書いてあってもフォロー体制が整っていないこともあるので、病院見学や面接時に確認しましょう
- 休日数を確認しよう
休みの多い職場を探すなら、休日休暇に加えて年間休日数をチェックしてください
完全週休2日で夏季冬季休暇が3日ずつなら、年間休日は110日程度になる計算です
ちなみに休みのことで言うと
完全週休2日:毎週2日の休みがあること
週休2日:最低月に1回以上、2日休みの週があること
4週9休:4週間に9日の休み
4週8休:4週間に8日の休み
のことです
施設によって、1休を半日ずつ2日に分けて取得するケースや上記の休みに加えて祝日が休みの場合があります
有給や産休・育休は、制度の有無だけではなく、実際にどれくらい取れているのか、取得率・取得実績も確認するといいです
- 社会保障の有無、寮、託児所、駐車場の詳細も確認しましょう
各種施設の詳細は、待遇・福利厚生欄をチェックしましょう
詳細まで載っていないことも多いので問い合わせたり、病院見学のときに確認しましょう
- 自分が働きたい環境があるかチェックしましょう
外科病棟で働きたい、ICUや救急センターで働きたいなど、具体的な配属部署がある場合は、希望の環境があるかもチェックしましょう
希望の配属先があっても自分がやってみたいことと差があることもあるので病院見学をして確認するほうが確実です
- 「看護配置」から患者さんとの距離や忙しさを想像しましょう
この項目は、患者さんなんにに対して看護師1人がつくか24時間の平均値で示す値です
看護師にとっては「何人の患者さんを1人で持つのか」という参考になります
7:1 10:1 15:1 と表記されます
前の数字が小さいほど受け持ち人数が少ないと言えますが、受け持ちが少ないからといって、仕事のゆとりがあるわけではないのでご注意を
重症度の高い患者さんや在院日数が短期間の患者さんがいる場合は忙しいです
求人情報に知りたい内容の記載がなく不安があるときには、直接問い合わせるか、紹介会社のコンサルタントを利用して確認してみましょう
求人を探す際のコツ
- できるだけ多くの医療機関をピックアップ
新卒のときにはできるだけ複数併願しないようにと言われた人もいると思います
転職活動では、2〜3施設同時に受けることも可能です
面接や病院見学を参考にし、一番自分にあう職場を選びましょう
たとえ内定をもらっても、条件が合わない場合は断ることができます
- ホームページや求人広告の綺麗さにまどわされない
ホームページや求人広告が作り込まれていると、なんとなくいい雰囲気と思ってしまいます
そのようにしているところでは、離職率が高く人が集まりにくいため、お金をかけている場合もあります
見た目がきれいなところやいいことばかり書いているところほど、病院見学にいき実際の職場を自身の目で確かめましょう
- 迷ったら誰かに相談(相手は1人にしぼること)
どの求人がいいか不安になったときや、わからなくなったときにはあなたのことをよく知る人に相談しましょう
複数人に相談すると意見の整理が困難になり、余計にこんがらがります
一番信頼できる人、1人に絞って相談することをおすすめします
もっと確実に自分にピッタリの求人を見つけたい人は・・・
紹介会社を利用することをおすすめします
求人サイトに載っていない情報を確認したいときには紹介会社のコンサルタントが頼りになります
知人から聞いた病院の噂や医療機関側に聞きにくいことも含めて、質問をぶつけてみてください
コンサルタントは、実際に医療機関を訪問し、事務長や看護部長にヒアリングを行っているようです
そのため、おおやけになっていない情報まで知っていることがあります
良心的な会社であるなら、医療機関側が話したがらない実情まで教えてくれるみたいです
実際に私もコンサルタントに質問をして転職先をみつけました。会社がとりあつかっていない病院にも確認をしてくれたり親身に話を聞いてくださいました
自己分析もしてみましょう
転職に失敗する人の多くに共通しているのは、自分のことがよく整理できていない人です
何が好きで、何を嫌いか、どんなことなら我慢できるか、いちばん大切なことは何なのか etc…
自分の中の『基準』が整理できていないと、最終的に希望とかけ離れた職場を選んでしまうこともあります
まとめ
求人広告をしっかりとみて、自分の条件に合う職場を探しましょう
好条件には、それなりの理由があることも頭に入れておきましょう
自分の条件と折合うところを探しましょう
条件でわからないところは遠慮なく問い合わせましょう 紹介会社を利用することも忘れずに
紹介会社のコンサルタントを利用することも忘れずに、しっかりとコミュニケーションを取りましょう
自己分析をして自分の『基準』を明確にしましょう
転職活動は結構しんどいです 私もいろいろと悩んだことがあります
2回の転職活動の末に、現在の職場が一番ではないかもしれませんが今の自分にはあっているんだと思います
みなさんも自分にしんどいとは思いますが、自分にあう職場を見つけてみてください